PHOTOニュース[更新日]  2024年03月13日
コンソ・プラザ(講演会)「建物への木材利用促進と火災安全性の両立に関する近年の取り組み」を開催

2024年3月12日(火)にコンソ・プラザ講演会を開催し、国立研究開発法人建築研究所防火研究グループ・主任研究員の野秋政希氏に「建物への木材利用促進と火災安全性の両立に関する近年の取り組み」というテーマでご講演頂きました。参加者は現地およびオンライン合わせ58名となりました。  講演会では、脱炭素社会の早期実現等の観点で、建築物への木材の積極的利用が期待されているものの、木材は代表的な可燃物であり、火災安全性に十分留意する必要があることを踏まえ、木材利用の促進と火災安全性の両立に向けた近年の法令改正や研究活動の内容をご紹介いただいた。

第21回 建築・住宅技術アイデアコンペを開催

2023年度のアイデアコンペは、9件の応募があり、2024年1月22日(月)の1次審査会(査読結果審議他)及び同2月16(金)の2次審査会(プレゼンテーション他)を経て、最優秀賞1件、優秀賞1件、審査員特別賞2件、佳作2件が選定されました。

コンソ・プラザ(講演会)「南極昭和基地での越冬体験」を開催

1月26日、2023年度コンソ・プラザ一般講演会(第4回)が開催されました。ミサワホーム株式会社 商品・技術開発本部 技術部 担当部長 秋元茂様に「南極昭和基地での越冬体験」のタイトルで、晴海の講演室(対面)とオンライン(Zoomミーティング)の併用開催にてご講演いただきました。参加者は講演室が10名、オンラインは14名、合計24名でした。  前半は、南極の歴史や南極地域観測隊について、南極の過酷な気候と自然現象の話を写真や映像も交えて紹介いただきました。後半では、南極の観測を行う理由や南極昭和基地について説明をいただき、それらを踏まえた昭和基地の建築条件や、現状の基地建物について解説いただきました。最後に、この極限環境下・南極で、月面の有人拠点の開発を目指すJAXAとの共同研究で行っている、「持続可能な住宅システム」の構築を目指した実証実験の内容も紹介していただきました。 講演会後のアンケート(匿名23名)結果は、評価平均4.7(5点が最高)と高く、「実体験からの話で説得力があった」、「なかなか聞けない南極の話を楽しく聞かせてもらった」などのコメントがありました。

コンソ・プラザ(見学会)「東京ポートシティ竹芝」を見学

 コンソ・プラザ2023年度の最後となる4回目の見学会を1月19日に開催しました。見学した施設は東京都港区にある「東京ポートシティ竹芝」で、都市再生ステップアップ・プロジェクトを契機とした竹芝地区のまちづくりの一環として、2020年9月に開業した施設です。見学者は15名でした。3階にある「まちづくりプラザ」において、プロジェクト経緯、都市再生ステップアップ・プロジェクトとしての貢献内容、施設概要(業務棟・住宅棟・デッキ)、エリアマネジメント活動、スマートシティの取り組みの内容を、鹿島建設株式会社開発事業本部の方にご説明いただきました。そのあと、2班に分かれてオフィスロビーや共用スペース、スキップテラスなどのオフィスタワー(業務棟)内外の見学をし、レジデンスタワー(住居棟)やゆりかもめ竹芝駅につながるポートデッキ(歩行者デッキ)も回りながら、実施してきた取り組みを説明いただきました。最後の質疑応答のあと、説明者(鹿島建設株式会社様)と参加者との名刺交換も行い、交流がはかれました。

2023年度 若手技術者交流会(第5回)を開催

2023年度若手技術者交流会第5回を実施しました。1月12日に東京都北区赤羽台の「URまちとくらしのミュージアム」で開催し、18名(欠席2名:業務都合による)が参加しました。最初にUR都市機構 技術・コスト管理部 企画課の野口様より、UR都市機構の概要、本ミュージアム開設の目的や赤羽台団地の歴史から現在の状況をご説明いただき、このミュージアムは単なる展示施設ではなく新たな暮らし方を探求し、トライアルする「まちづくりの実践場」を目指すと話されました。そのあと、UR都市機構が取り組んできたまちづくりの変遷を4面の大迫力のスクリーンで体感し、「同潤会代官山アパートメント」や「晴海高層アパート」の復元住戸などを見学しました。 今回で4回目となる即興ディベートは、「一戸建てとマンションでは、どちらが住みやすい。一戸建てかマンションか」というテーマで、肯否ではない討論とし、作戦会議の時間の、討論者以外の役割の参加者は、「コロナで変わったこと」というテーマでディスカッションをしました。あえてチーム分けもマンション側を住宅系参加者、一戸建てを建設系参加者で実施しました。結果は6対3で「一戸建て」側が勝利となりましたが、参加者審判のコメントからは、それぞれ展開を組み立て、発表の展開も含め、接戦であった意見もありました。出席者すべての参加で懇親会も実施でき、最後の交流会を締めくくれました。

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