11月1日(金)、2024年度研究開発人材育成プログラム第2回の5日目が開催されました。
最終回となったこの日、まず冒頭に国土交通省住宅局 住宅活用調整官 恵﨑孝之氏より「住宅分野の政策課題と対応の方向性」というテーマでご講義をいただきました。受講者からは「国策を決定するために収集しているデータの紹介などその裏側を知ることが出来た。」「能登半島地震の対応を含めた最近の社会課題などの動向をご説明いただき研究開発のヒントがありそうだ。」といったコメントがありました。
その後、受講者研修レポート発表会が行われ、今までの講義やグループワークでの気づきを基に、今後チームマネージャーとしてやるべきことや意気込みなどを発表いただきましたが、同じプログラムを受けても各々の気づきのポイントやレポートの作成・発表内容が異なり、大変興味深い発表会となりました。発表会はインキュベーション委員会人材育成プログラム小委員会主査の柳橋邦生氏(㈱竹中工務店)による講評で締めくくられ、その後懇親会へと場所を移し、9月6日(金)から始まった5日間の日程を全て終了しました。
当研修について受講者からは、「ほかの参加者の多様な考えを知ることができ有意義であった。」「企業同士で意見を交わす場として大変貴重な機会だった。」「技術者としてマーケティングに関する基礎知識を知ることができたことも有意義であった。」などのコメントがありました。
当研修では技術者・研究者の人材育成を目的に、チームマネージャーとしての知識の習得や人脈形成の場として会員の皆様に活用いただいております。来年度も開催する予定ですので、皆様のご参加をお待ちしております。