PHOTOニュース[更新日]  2024年08月29日
コンソ・プラザ(見学会)「エスコンフィールド北海道」を見学

 コンソ・プラザ2024年度第2回目の見学会を8月26日に開催しました。見学した施設は北海道北広島市にある「エスコンフィールド北海道」です。
「エスコンフィールド北海道」は、プロ野球・北海道日本ハムファイターズが2023年以降、札幌ドームから専用球場(本拠地)を移して使用している屋根開閉式の屋内型ドーム球場です。本球場は、スタジアムを含めた北海道ボールパークFビレッジの一部を成し、パーク内には宿泊施設・商業施設・レストラン・マンションなどが建設されています。
今回は、スタジアムツアーのうち、通常非公開のホームチームエリア(選手のロッカールームやチームミーティングルーム、一塁側ベンチ内等)を中心に見学できる特別な見学会で、約1時間ファイターズガールに案内してもらいました。
見学会開始時にはスタジアムの屋根は開いていましたが、見学の最中に屋根を閉めることになり(約25分で屋根が閉まります。)、フィールド内の外野エリアを見学中に屋根が閉まるところを近くで見ることができました。
見学後は、本スタジアムにコンペ段階から参画していた株式会社大林組札幌支店の方に設計コンセプトや工事で苦労した事をお話ししていただき、かなり専門的な質問に対しても、詳しく回答していただきました。

タイトル:テクニカルフォーラム「建設DXのビジネス上の課題と建設市場への期待」が開催されました。

 8月23日(金)36名の参加者で、テクニカルフォーラム「建設DXのビジネス上の課題と建設市場への期待」が開催されました。初めに、当会が連携・協力協定を締結している日本建築住宅センターが運営する科学技術エキスパート会議(STEM)幹事の汐川孝氏から、今回のテクニカルフォーラム開催の主旨についてお話があり、その後、下記5名の方に講演していただきました。
・施工者の建設DX 建設業の現状と技術開発の加地の振り返り 石田航星氏〔早稲田大学 准教授〕
・建設業におけるデジタル・トランスフォーメーションの課題と建設DXに取組むスタートアップ企業 斎藤寛彰氏〔戸田建設〕
・建設テック企業の創造に必要な条件 板谷敏正氏〔プロパティデータバンク 会長〕
・組織設計における技術開発の現状 四戸俊介氏〔日建設計〕
・建設DXの取組み 宮内尊彰氏〔大和ハウス工業〕
 講演後は、講演者と参加された方の意見交換会があり、活発な意見交換が行われ、建設DXへの期待の大きさが伺われるテクニカルフォーラムとなりました。

2024年度「研究開発人材育成プログラム5日間コース<第1回>」が終了

8月2日(金)、2024年度研究開発人材育成プログラム第1回の5日目が開催されました。最終回となったこの日は、今までの講義やグループワークでの気づきを基に、今後チームマネージャーとしてやるべきことや意気込みなどをまとめた「受講者研修レポート」の発表会を行いました。同じプログラムを受けても各々の気づきのポイントやレポートの作成・発表内容が異なり、大変興味深い発表会となりました。発表会はインキュベーション委員会人材育成プログラム小委員会主査の柳橋邦生氏(㈱竹中工務店)による講評で締めくくられ、その後懇親会へと場所を移し、6月7日(金)から始まった5日間の日程を全て終了しました。受講者からは当研修について、「研究テーマ創出に悩んでいた自分にあっていた」「他業種の方と議論できたことで視野が広がった」「チームマネージャーとしての今後についてあらためて学ぶことができた」などのコメントをいただきました。 当研修では技術者・研究者の人材育成を目的に、チームマネージャーとしての知識の習得や人脈形成の場として会員の皆様に活用されています。今年度の<第2回>の受講者も現在追加で募集しておりますので、ご参加をお待ちしております。(締切8/23(金)※CONSOニュースご参照)

2024年度社会実装連携・協力事業説明会「木質混構造建築物における木造部分の試設計プロジェクト」を開催

2024年7月10日(水)に2024年度社会実装連携・協力事業説明会がBHCJ講演室及びオンライン(Zoomミーティング)の併用にて開催され、43名のご参加がございました。2024年度の実施プロジェクトとして、国立研究開発法人建築研究所防火研究グループ主任研究員の鈴木淳一氏に「木質混構造建築物における木造部分の試設計プロジェクト」についてご説明いただきました。 説明会の冒頭にて、楢橋委員長(研究開発推進等委員会)に社会実装連携・協力事業についてご紹介いただきました。プロジェクト説明では、建築基準法改正によって大規模建築物を耐火建築物として建築する際に、火災により区画内の木造部材等が損傷・崩壊した場合でも火災が区画内にとどまることで建築物全体が倒壊・延焼しないための構造方法としたときには、当該区画内において部分的な木造とすることが可能となったことの背景の解説がございました。該当プロジェクトではメゾネットや屋上階に木造部分を設ける試設計を実施し、具体的な設計例の整備を進めることを通じて建築基準法改正の社会実装を促進することを目的とされます。質疑応答では、プロジェクト参加にあたっての質問のやり取りが交わされました。

2024年度 研究企画ミーティング 第1回を開催 ~テーマ「宅地擁壁の耐震性向上」~

7月31日(水)、2024年度 研究企画ミーティング 第1回がBHCJ講演室で開催され、ハウスメーカー、補強土事業会社などから14名の方が参加されました。研究企画ミーティングは研究会の立ち上げを視野に入れながら、建築研究所の担当研究者とコンソ会員企業との間でテーマの現状報告、および意見交換等を行う活動で、今年度は「構造」をテーマに実施します。第1回となるミーティングでは「宅地擁壁の耐震性向上」というテーマに沿って、建築研究所 構造研究グループ 井上グループ長より石積み擁壁の被害の状況と特徴について、続いて大阪大学 柏教授(オンライン参加)より石積み擁壁の耐震性評価事例について話題が提供されました。その後行われた質疑応答・意見交換会では企業が直面している現場の課題等についてやり取りが行われ、ミーティングの最後に井上グループ長より年度内に第2回を開催し、研究会立ち上げに向けて進めていくことが伝えられました。

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