PHOTOニュース[更新日]  2023年05月30日
コンソ・プラザ(見学会)「住友林業株式会社 筑波研究所 新研究棟」を見学

 コンソ・プラザの2023年度1回目の見学会を5月23日に開催しました。見学した施設は、茨城県つくば市にある「住友林業株式会社 筑波研究所 新研究棟」です。「木を科学する」先進技術や木に関する幅広い知見を発信する拠点であり、純木造3階建てで、木造で初めて全館避難安全検証法の大臣認定を取得された建築物です。見学者は32名と盛況でした。  住友林業の事業思想を含め、本研究所の概要をご説明いただいたあと、2班に分かれて見学をしました。中大規模木造建築技術紹介として、本建物やサンプル模型等で、構法、防耐火技術、本建設の施工時にも使用した木材保護塗料の説明を受けました。環境配慮としては、木質ペレット焚吸収冷温水機の導入、吹き抜け上部に四季を通じて太陽光を1階のインナーコートヤードに導くアルミルーバーとトップライトを設置し、採光、排煙、自然換気を行っていました。その他、組織培養技術で京都醍醐寺のしだれ桜の後継樹種を実現し、研究所内にも植樹されていることや、木繊維入りコンクリートの技術開発の説明をしていただきました。見学時にも参加者からたくさんの質問があり、技術的やり取りの交流ができました。

研究企画ミーティング(建築生産分野・第2回)を開催

3月15日(水)、研究企画ミーティング(建築生産分野・第2回)が「 建築生産のデジタル化実証試験設備を用いた、目的に応じた遠隔臨場・自動計測等の技術仕様の検討(第2回)」と題してハイブリッド形式にて開催されました。計10名が参加し、主査の武藤正樹氏〔(国研) 建築研究所 建築生産研究グループ 上席研究員〕より「建築生産デジタル化実証試験設備の開発の状況について」/「実証試験設備を活用した実験テーマ(案)について」の説明の後、佐藤浩氏〔清水建設株式会社設計本部〕より、「建築生産のためのオムニビューアの活用事例について」等の様々な話題提供がありました。その後、参加者との意見交換を行い、研究会設立に向けたテーマ検討やそのスケジュールについて話し合いました。2023年度に研究会を立ち上げていく予定です。

研究企画ミーティング(生産分野・第1回)を開催

11月25日(金)、研究企画ミーティング(生産分野・第1回)が「 建築生産のデジタル化実証試験設備を用いた、目的に応じた遠隔臨場・自動計測等の技術仕様の検討(第1回)」と題してオンラインにて開催されました。計12名(含:オブザーバー2名)が参加し、主査の武藤正樹氏〔(国研) 建築研究所 建築生産研究グループ 上席研究員〕より開催主旨の説明の後、井野昭夫氏〔株式会社構造計画研究所 IoEビジネス部部長〕より、「建築生産のためのデジタル化技術について」と題しての話題提供がありました。その後、参加者との意見交換を行い、研究会設立に向けたテーマ検討やそのスケジュールについて話し合いました。今後、検討テーマを取りまとめ作業を行い、第2回研究企画ミーティングでの意見集約を経て2023年度に研究会を立ち上げていく予定です。

2023年度「研究開発人材育成プログラムMOT半日コース」を開催

5月19日(金)、2022年度「研究開発人材育成プログラムMOT半日コース」をハイブリッド形式(リアル参加+オンライン参加)にて開催しました。このコースは、人材育成プログラム5日間コースのカリキュラムの中で最も人気のあるものの一つである、㈱テクノ・インテグレーション代表取締役 出川通氏によるMOT(技術経営)の講義を、時間を掛けてたっぷりとお聞き頂くという企画です。5日間コースへの参加は難しいという方や、以前の受講でMOTに興味を持ち更に深く学びたいという方など、計69名の正会員の皆様に参加いただきました。来年度も引き続き、開催予定ですので、皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。

第20回 建築・住宅技術アイデアコンペを開催

2022年度のアイデアコンペは、6件の応募があり、2023年1月23日(月)の1次審査会(査読結果審議他)及び同2月17(金)の2次審査会(プレゼンテーション他)を経て、最優秀賞1件、優秀賞1件、審査員特別賞2件、佳作2件が選定されました。

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