PHOTOニュース[更新日]  2022年09月26日
2022年度「研究開発人材育成プログラム(第2回)」を開講

2022年度「研究開発人材育成プログラム(第2回)」を9月16日(金)に開講しました。今年度は、既に第1回を5~7月に行っていて、これから9~11月に第2回を原則リアル形式にて開催中です。第2回は12名が計5日間のプログラムに参加します。今回は第1日目として、インキュベーション委員会委員長の柳橋邦生氏〔(株)竹中工務店〕による開講挨拶、藤井俊二氏〔大成建設(株)OB〕による「私の研究開発履歴書」と題した開発実務及びマネジメントに関する講義が行われました。その後、受講者は3グループに分かれ、講義内容を参考に課題探索についてアイデア出し合うグループワークを行いました。各グループの発表や藤井氏の講評から課題探索のヒントが得られた様でした。また、グループワークでは、受講者全員がオンライン上でアイデアの共有可能な電子ホワイトボードを活用するなど、オンラインであっても実施可能なグループワーク手法を試みています。

2022年度コンソ・プラザ一般講演会(第2回)「カーボンニュートラル実現のための住宅の役割」を開催

9月12日、2022年度コンソ・プラザ一般講演会(第2回)がオンラインにて開催されました。早稲田大学の田辺新一教授に、「カーボンニュートラル実現のための住宅の役割」のタイトルでご講演いただきました。 カーボンニュートラル実現のために何が起こるかについて、地球温暖化が問題となった背景として、石炭利用によるエネルギー革命(工業化・交通革命・都市の出現 等)を挙げて、「環境対策」は、「産業・社会構造の変革」が起こる可能性があると説明されました。脱炭素社会にするためには、需要の削減(=産業・社会構造の変革)が必要であり、電化の推進と共に、電力・非電力の脱炭素化が必要である。日本は、一次エネルギーの自給率が11%であり、温室効果ガスの85%をエネルギー分野が占め、消費者ベースの日本のライフサイクル温室効果ガス排出量の約6割が家計消費であることから、「徹底した省エネルギー」「再生可能エネルギーの導入拡大」に尽きることを、海外の状況や対策と比較しながら、分り易く講演いただきました。 太陽光発電設備について、各国が設置の義務化を進めていることや、国土面積あたりの太陽光設備容量の各国比較で、日本は主要国の中で最大であることを照会いただき、平地面積の狭い日本では、住宅・建築物への設置は、他の国より推進する必要があると話されました。新しい省エネの概念として、「つくる(再生可能エネルギー電源)」・「おくる(電力ネットワーク)」・「つかう(ZEH)」を「あやつる(エネルギーを最適管理する司令塔)」ことであることを、事例を挙げながら解説いただきました。 最後に、東京のCO2排出量の7割が建物でのエネルギー使用に起因することを照会いただき、9月9日発表の「東京都 カーボンハーフ実現に向けた条例制度改正の基準方針」の最新情報の解説もされ、参加者からタイムリーな講演となったことがよかったと、ご意見をいただきました。 参加者数は78名でした。講演会後のアンケート(匿名54名)結果は、評価平均4.5(5点が最高)と高く、「今回の講演会で学んだことを実務で活用できるか」に対し、回答者の半数以上が「活用できる」と回答がありました。

2022年度若手技術者交流会(第1回目)を開催

2022年度若手技術者交流会が9月9日に始まりました。本年度は、コロナ禍状況が続いている中、見学先の感染対策制限等を考慮し、参加者は15名となりました。初回のオリエンテーションは14名が出席しました。今年も、昨年同様の感染対策を前提に実施することを、田端事務局長より説明しました。 例年通り第1回は晴海トリトンの講演室に集まり、ガイダンスと自己紹介を行いました。ガイダンスでは、梅田交流推進委員会委員長から建築研究開発コンソーシアムと交流推進委員会の概要を、若手技術者交流会小委員会鈴木主査から若手技術者交流会の概要と、グループ討議の進め方が説明されました。今年のグループ討議は、昨年に引き続き即興ディベートを予定しています。参加者全員が未体験で、即興ディベートの例として見せた高校生によるディベート甲子園の動画を、真剣に聞いていました。新型コロナウィルス感染症の影響により1回目の懇親会は中止になりました。そのため、1人ずつのお菓子とコーヒーを席に配り、30分間のティーブレイクタイムを設けて、ディベートのことなど次回以降の話してもらうために、初めての自由な交流を行いました。

コンソ・プラザ(見学会)「万博パビリオン等への実装に向けたリサイクルコンクリートの実大施工実験」を見学

コンソ・プラザの2022年度の臨時見学会を8月23日に開催しました。2025年日本国際博覧会協会の方にもご参加いただき、参加者は8名でした。見学したのは万博パビリオン等への実装に向けたリサイクルコンクリートの実大施工実験です。これは、2025年大阪・関西万博研究会のコンクリート系材料WGが実施している実験で、実験を行っている大阪府大阪市此花区の岡本建材リサイクルセンターでの開催となりました。 この実験は、材料分野の先端的リサイクル技術を導入する上での課題点の整理等を行うため、現行現場施工可能なコンクリート系材料の実大レベルでの材料製造・施工プロセスおよび耐久性等に関わる実証実験です。 試験体の製作に使用する8種類のリサイクルコンクリートの説明があり、実大試験体の基礎立ち上がり部の型枠への打設を見学しました。リサイクルコンクリートの骨材には再生骨材、再生砕石、残コンから製造した骨材などがあります。 試験体は脱型ののち、実建物を想定して基礎部は地中に埋設して、試験体中に設置したセンサで収縮歪の計測を行うそうです。 次にリサイクルコンクリートの受入検査で行うスランプ試験を見学しました。 最後に、戻りコン(施工現場で余り、コンクリート工場に戻されるコンクリート)から再生骨材を製造するプロセスを見学しました。 リサイクルコンクリートの利用によりCO2排出量の低減を図ることができますが、再生骨材の種類や製造方法によって低減量に差が生じることを教えていただきました。今回の製造から施工後の計測までの一連の実験の結果は学会等で発表されるということでした。

コンソ・プラザ(見学会)「JAXA相模原キャンパス」を見学

コンソ・プラザの2022年度2回目の見学会を8月23日に開催しました。見学した施設は、神奈川県相模原市にある「JAXA相模原キャンパス」です。屋外に世界最大級の能力を持った固体燃料ロケット「M-V ロケット」の実物展示をはじめ、宇宙科学探査交流棟を見学させていただきました。見学者は6名でした。 宇宙科学探査交流棟内には、実物大の小惑星探査機「はやぶさ」の模型、失敗した時の為に用意し、未発射となった多段式ロケットの接合部の実物断面、糸川博士が宇宙開発の第一歩で行った水平飛行実験で使用した、長さ23㎝のペンシルロケットの実物など、ここでしか見られない展示がありました。また、棟内照明を落とした中、大音量と共に見上げるような壁面シアターに映し出された映像にて、観測用の大気球の飛翔実験や今までのロケット打ち上げを見せてもらいました。  JAXAの解説員による説明(ツアー)では、この相模原キャンパスに、はやぶさの管制室があることや、ロケットや探査機・衛星のさまざまな技術的確認(振動、加速度、強風に耐えられるか、剛性試験や電気の通信チェックなど)を行っていることをお聞きしました。また、探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」からサンプルリターンした時のカプセルについて、実物を前に、大気圏に再突入した際には最大1万℃になる中、カプセル内は50℃にしかなっていなかったことを、カーボンファイバーや表面の気化熱防御層で実現したことを解説いただきました。

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