CONSOニュース [更新日]  2024年07月22日
PHOTOニュース[更新日]  2024年07月22日
コンソ・プラザ(講演会)「公的統計ミクロデータの可能性:人口・世帯・住宅ストックの高精度な推計手法の実現へ」を開催

2024年7月18日(木)にコンソ・プラザ建築研究所講演会(第1回)がBHCJ講演室及びオンライン(Zoomミーティング)の併用にて開催され、21名のご参加がございました。国立研究開発法人建築研究所住宅・都市研究グループ主任研究員の中野卓氏に「公的統計ミクロデータの可能性:人口・世帯・住宅ストックの高精度な推計手法の実現へ」のタイトルにてご講演いただきました。 中野氏は都市計画、住宅政策、統計解析をご専門とされており、講演会では、公的統計ミクロデータ活用に関する近年の動向と活用方法について解説していただいた後に、これを活用して実施された「共働き子育て世帯」、「建築年代別の空き家戸数」、「災害ハザードエリア内に居住する住宅形態・属性別人口、世帯」の3つのテーマに関する研究成果をご紹介いただきました。質疑応答ではそれぞれのテーマで採用した公的統計ミクロデータの取り扱い方やデータ処理方法についてのやり取りが交わされました。

コンソ・プラザ一般講演会(WEB)「建設産業にとっての腰の据わったDXとは。」を開催

7月9日(火)、2024年度コンソ・プラザ一般講演会(第2回)が開催されました。東京都市大学 学長 野城智也氏に、「建設産業にとっての腰の据わったDXとは。」のタイトルで、オンライン(Zoom)ミーティングにてご講演いただきました。野城氏は、建築学を基盤に、サスティナブル建築、イノベーションのマネジメントに関する研究をされており、講演会では、持続可能性向上のための建設産業DXとは何かについて、「居住価値、使用価値を核とした新たな業態の可能性」「関連領域への展開」「建設産業自身の持続可能性のために」という3つのテーマに沿ってお話ししていただきました。  オンライン(Zoom)での開催にもかかわらず、45名の方に参加していただき、講演後の質疑応答の時間では、手を挙げていただいた方を指名してカメラ、マイクを繋いで、双方向(講演者と参加者)でのやり取りも出来て、大変盛況な講演会となりました

コンソ・プラザ(見学会)「首里城正殿 令和の復元工事」を見学

コンソ・プラザの2024年度1回目の見学会を6月26日に開催しました。見学した施設は沖縄県那覇市にある「首里城正殿」です。首里城は2019年10月31日未明に発生した火災により9棟の建物が被災しましたが、内閣府 沖縄総合事務局 国営沖縄記念公園事務所が地元関係者や関係機関、有識者の方々とともに復元に向けた取り組みを行っており、首里城正殿は、清水・國場・大米特定建設工事共同企業体(JV)が2022年11月から2026年の竣工を目指して施工しています。沖縄地方は梅雨があけており、当日は晴天で気温32.8度とかなり暑かったのですが、見学者は15名でした。  まずは、首里城公園内復元工事エリアの有料区域にある首里城復興見学室、世誇殿、東のアザナ等を自由見学し、その後、普段は立ち入ることのできない正殿工事エリアをJVの方の説明を受けながら見学しました。正殿については、野地板(屋根材の下地)等木工事の施工が進み5月末に屋根廻り組立工事が完成し、主な構造部材の設置工事が完了しており、今後は順次、赤瓦葺き工事、塗装、唐破風廻り造作工事を行う予定になっています。  見学後は質疑応答があり、かなり専門的な質問もありましたが、設計を担当されている株式会社国建の方に詳しく説明をしていただきました。

2023年度研究助成制度成果報告会を開催

2024年6月14日(金)に2023年度研究助成制度成果報告会がBHCJ講演室及びオンラインにて開催されました。 今年度は「小規模建築物の造成地盤の施工条件と圧縮沈下リスクの関係性に関する実験的研究(発表者:積水化学工業 二川 和貴 氏)」、「工事現場における溶接・溶断火花による火災を防ぐためのパンフレットの作成(発表者:清水建設 森田 武 氏)」、「ミリ波・テラヘルツ波計測技術と物性測定(発表者:熊谷組 千村 大 氏)」、「住宅気密試験事業者に対する非住宅系建物の気密化に関する意識調査及び米国の気密化施工の情報収集(発表者:大成建設 樋渡 潔 氏)」、「巨大地震等対応防災拠点建築物集積エリア計画実現に関する研究(発表者:日建設計 貞許 美和 氏)」、「住宅の水害対策の市場性に関する研究(発表者:建築研究所 竹谷 修一 氏)」の順番にて計6テーマの研究発表がございました。

2024年度「研究開発人材育成プログラム5日間コース 第1回」がスタート

2024年度「研究開発人材育成プログラム5日間コース 第1回」がスタート 6月7日(金)、2024年度「研究開発人材育成プログラム5日間コース 第1回」の第1日目がBHCJ講演室で開催されました。今回の受講者は15名で、今後、隔週で計5日間の講義とグループワークによる研修を受講する予定です。 第1日目はインキュベーション委員の鈴木氏(パナソニック ホームズ㈱)による開講挨拶からスタートし、受講者の自己紹介、講師の藤井俊二氏(大成建設㈱OB)による講義の後、講義内容に関する課題を受講者同士でグループワークを実施。講師やインキュベーション委員による助言などを受けながら様々な意見が取り交わされました。受講者からは「他業種であっても同じような課題を抱えていることを知り得た。」「人脈の形成の広がりによって新しい研究テーマの創出に繋がると感じた。」「グループワークの課題が面白しく幅の広い課題だったので楽しく行うことができた。」などのコメントをいただきました。 研修終了後は場所を移して受講者、講師、そしてインキュベーション委員の方々が懇親会に参加。歓談も大いに盛り上がり、和やかな雰囲気で第1日目の幕を閉じました。

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