![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
コンソ・プラザ(見学会)「海上技術安全研究所(NMRI)」を見学 | ||
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ||
写真 | ||
内容 | コンソ・プラザの2022年度4回目の見学会を1月24日に開催しました。見学した施設は、東京都三鷹市にある「国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(NMRI)」です。海事・ 海洋技術に関する中核的研究機関として、海上交通の安全及び効率の向上のための技術や、海洋資源及び海洋空間の有効利用のための技術、海洋環境保全のための技術に関する研究等に取り組んでいる公的研究機関です。見学者は9名でした。 はじめに、研究所の概要を紹介ビデオで視聴したあと、4つの施設を見学しました。水深を変えた試験が可能な150mの「中水槽」、世界最大級の「400m試験水槽」の2つを解説いただきました。その400m試験水槽では36m長尺模型船を用いた空気潤滑法の水槽実験を実施しており、模型船が取り付けられた台車の上に乗って、間近で36mの長尺模型船が動いている様子を観察 する体験もしました。船底に空気を吹出し船体と海水の間に気泡流の層をつくることで摩擦抵抗を低減するこの技術は日本で開発され、省エネに有効であり、その効果を向上させる研究を行っているとのことです。そのあと、正弦的に変動する風を発生できる「変動風水洞」、船体の構造強度等に関連した実験に使用されている「複合荷重試験装置」を見学しました。この試験装置はアクチュエータ1機当たり±100㎜のピストンストロークを有し、動的に100tまでの載荷が可能です。アクチュエータ2機を直線上に向かい合うように配置することで±200㎜のピストンストロークを得ることも可能であるとの説明を受けました。また、面内圧縮荷重下の座屈崩壊挙動に対する溶接条件の影響を検証するために使用された防撓パネル試験体を見せてもらいました。試験体にはスプレーで白黒のランダム模様が吹き付けられており、’’デジタル画像相関法’’を用いて非接触で変位及びひずみを計測したという説明を受けました。 | |
ニュース公開日 | 2023/02/07 | |
発信者 | コンソーシアム事務局 | |