| 内容 | ■概要:建築研究開発コンソーシアムの成果普及活動の一環として、当コンソーシアムの研究会「カーボンニュートラルに向けた非住宅系建物気密化のための制度実現化及び普及への提案」での成果を踏まえ、令和6年度 環境・ストック活用推進事業(国土交通省)に事業名「非住宅系建物の気密性能の測定に係るガイドライン(非単純建物用(>建物容積4,000m3))の作成」で応募し、採択されました。それを受けて、「(仮)非住宅系建物気密化ガイドライン作成検討委員会」を発足する予定です。
■目的:海外(特に米英)では、様々な用途の非住宅系建物の気密化が2000年頃から行われ、設計法、施工法、気密測定データ等の蓄積が着実に進められてきています。それに対し、日本国内では、いずれの用途についても、設計法、施工法、気密測定データの蓄積はほとんど行われていない状況です。この状況を改善するために、第一段階として、海外で既に活用されている規格の翻訳、海外の動向などの情報公開をすることで、国内の普及を促進しようというものです。
■委員会構成および全体計画:
委員長には東北大学名誉教授の吉野博先生が就任される予定です。委員構成は、前身の当コンソーシアムの研究会のメンバーを含め、主に気密測定を専門とする方々です。将来的には、設計、施工系、コミッショニング系等の方々にも委員として参加いただく予定です。現在の所、全体では4年計画で考えています。1、2年目は主に気密測定、3年目は主に設計法、施工法、4年目は主にコミッショニング等に関して検討し情報を公開していく予定です。
※リンク「 参考資料(委員会構成および全体計画)」参照
《 募集内容 》
■参加条件:正会員、準会員
■関連する業種:大学、ゼネコン、設計事務所、住宅・材料・設備メーカー、研究機関 など
■委員期間:1年間(2024年度5月~2025年3月)
■実施内容:現状、気密測定に関するガイドラインを主に検討する予定です。そのため気密測定に関する基礎知識がある方を募集いたします。尚、国内には非住宅系建物の気密測定に関する経験者がほぼいないことも踏まえて、海外講師によるレクチャー(通訳付)も併せて実施する予定です。非住宅系建物の気密測定に関する事前知識、経験はなくて構いません。今後、設計法、施工法、コミッショニングにも取り組む予定であり、その段階で設計法、施工法、コミッショニングの委員として参加をご希望の方もご連絡いただけますようお願い致します。(現在、気密に関する知識がなくても構いません。また、後から辞退されても構いません。)
■募集期間: 2024年 5月10日(金)~ 5月24日(金)
■参加希望、お問い合わせは、(1)会員企業名、(2)ご所属、(3)氏名、(4)連絡先(TEL、FAX、e-mail)、(5)専門技術や貢献内容を、下記までお知らせください。
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