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CONSOニュース詳細
  研究会「分野横断的に居住空間の室内音環境快適性を向上させるための研究会」参加者募集のご案内
内容■提案会員名:国立研究開発法人建築研究所

■主旨・概要:
 2020年から運用が始まっているパリ協定では、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにし、脱炭素社会を達成することが目標として掲げられている。これに付随し、我が国では「建築物省エネ法」、「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材利用の促進に関する法律等により脱炭素社会達成に向けた取り組み」が実施されている。また、直近の改正建築基準法の既存建築ストックの活用では、建築ストックの用途変更等による利活用があげられており、今後、ストックの活用も脱炭素社会達成に必要な要素であると考えられる。
 脱炭素社会を達成するには消費エネルギーの削減のみを追求するのではなく、室内環境性能を確保しながら目標を達成することが肝要となる。特に不満事象として報告の多い室内の音環境性能の側面では、構造的にはRC造に比べ剛性の低い木造の遮音性能の向上や、築年数の古いストック集合住宅等における室内の音環境の性能を向上させることが課題となりえる。これらの課題を克服することができれば、それが魅力となり、ストックの活用が進み、ひいては効果ガス削減の目的の達成へ寄与できると考えられる。
 一例を挙げると、窓や壁の断熱性能を高めるための対策等と音環境の性能の向上は表裏一体で同時に実現できる可能性がある。しかし、現在は居住空間の温熱環境と音環境の性能向上を同時に分野横断的に検討できる場が無い。
そのため、本研究会では特に居住空間の音環境を軸に据えて、他の研究分野とともに分野横断的に室内環境の性能向上の検討を可能とするための課題抽出や情報共有等の場を提供することを目標とする。
 目標を達成するために、各開催会にはテーマ(建築物の省エネ、外皮(断熱性、気密性等)、中高層木造建築物の構造、ストック住宅の利用等)を設定し、それらを研究対象とする研究者にご講演いただき、参加者とともに問題解決に至れるよう議論を実施する。

■想定される成果:
・他分野と音環境分野の複合的な考え方ができるようになる実務者や研究者を増やす。例を挙げると、室内の音環境の性能向上を断熱改修等とともに実施すること等をしっかりと考える等。
・マーケットニーズの把握、補助金等の利用促進と室内の音環境の性能向上。

■参加条件:正会員、準会員、学術会員

■関連する業種:コンソーシアムを構成する全業種(特に、ゼネコン、住宅会社、設計事務所、設備会社、エネルギー企業、建材製造業、研究機関等)

■研究会期間:1年

■研究会構成:
・提案者2名
・参加者はコンソ会員企業等から募集

■募集期間:2022年7月11日~8月10日

■参加者募集用紹介文:
 居住空間の音環境に関しては、不満事象の報告が多く取り上げられていることからも、取り組むべき課題が残されていると考えられる。一方で、社会的課題として、脱炭素社会の達成や、それに付随する省エネ・木造利用の促進といった取り組みが必要となっている。そこで、研究会では特に室内の音環境に関係する研究を軸とし、他の研究分野と分野横断的に室内環境の性能向上の検討を可能とするための課題抽出、情報共有等の場を提供することを目標とする。

■参加希望、お問い合わせは、(1)会員企業名、(2)ご所属、(3)氏名、(4)連絡先(TEL、FAX、e-mail)、(5)(参加希望の方は、)研究会への期待や貢献を、下記までお知らせください。
連絡先 建築研究開発コンソーシアム 事務局 担当:山崎
電話 03-6219-7127 e-mail y_ymzk@kenken.go.jp
 ニュース公開日2022/07/11
発信者コンソーシアム事務局