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CONSOニュース詳細
  研究会「カーボンニュートラルに向けた非住宅系建物気密化のための制度実現化及び普及への提案」参加者募集のご案内
内容

■提案会員名:大成建設株式会社(正会員)

■主旨・概要:
 CO2排出量を削減し、気温上昇を1.5℃に抑えるためには、この10年が正念場といわれており対策は急務である。建物においては、外壁の隙間からの漏気により多くの空調エネルギーが損失している状況である。この課題に関して、海外では、2000年頃から、様々な用途の建物の外壁隙間からのエネルギー損失を低減するために、基準・制度を整備、施行し、気密性能データ、気密化された建物の蓄積が進んでいる状況である。それに対して、国内においては、非住宅系建物は、1980年代に高層建物で若干調査が行われて以降、ほとんど検討が行われておらず、また基準、制度もない状況である。
 この状況を変えるために、本研究会では、カーボンニュートラルに向けて、国内においても海外と同様、基準・制度を実現し普及させることを目的とする。
 そのため、本研究会では、学会、公的機関等との連携も図りながら、①海外の情報収集(制度、基準、気密測定・施工技術、普及活動)、②国内の制度・基準の検討・提案・情報発信、③普及活動の検討・実践(建設業、建物所有者、測定事業者、施工事業者、市民に向けて)、④気密化に資する技術開発(測定効率化(例:簡易的に区画化できる装置)、施工効率化(例:手が届かない箇所のシールを可能にする装置)等)を行う。

■想定される成果:
カーボンニュートラルに向けて、①海外の情報収集、②国内制度・基準の検討・提案・情報発信、③普及活動の検討・実践、④気密化に資する技術開発、を行うことにより制度構築を実現することで、既存、新築両方の、様々な用途の非住宅系建物の気密化を普及させることが可能になる。

■参加条件:正会員、準会員、学術会員

■関連する業種:建設業、建築設計事務所、建物所有者、測定事業者、外壁メーカー・材料メーカー・装置メーカー等各種メーカー、研究機関、学会、公的機関

■研究会期間:1年間(延長の可能性)

■研究会構成:
建設業、建築設計事務所、建物所有者、測定事業者、外壁メーカー・材料メーカー・装置メーカー等各種メーカー、研究機関、学会、公的機関

■募集期間:2022年7月4日~8月3日

■参加者募集用紹介文:
CO2排出量を削減し、気温上昇を1.5℃に抑えるためには、この10年が正念場といわれており対策は急務です。建物においては、外壁の隙間からの漏気により多くの空調エネルギーが損失している状況です。非住宅系建物のこの課題について、海外では、基準・制度を整備、施行し、気密化された建物の蓄積が進んでいる状況です。それに対して、国内においては、ほとんど検討が行われておらず、また基準、制度もない状況です。この状況を変えるために、学会、公的機関等との連携も図りながら、①海外の情報収集、②国内基準の検討・提案・情報発信、③普及活動の検討・実践、④気密化に資する技術開発を行い、非住宅系建物の気密化を目指します。

■参加希望、お問い合わせは、(1)会員企業名、(2)ご所属、(3)氏名、(4)連絡先(TEL、FAX、e-mail)、(5)(参加希望の方は、)研究会への期待や貢献を、下記までお知らせください。


連絡先 建築研究開発コンソーシアム 事務局 担当:吉雄
電話 03-6219-7127 e-mail yoshio.t@conso.jp
 ニュース公開日2022/07/04
発信者コンソーシアム事務局