■講演概要:
建築研究所では、現在、約80棟の建築物の強震観測を実施しています。これらの記録は建築物の地震時挙動を分析する上で、重要な情報となり得ます。建築物への地震入力や減衰の評価を行うには、これらの記録の分析が不可欠です。また、過去には液状化や長周期地震動に対する建築物の応答を解明するための貴重な情報を提供してきました。その他、制振・免震構造等新たな構造システムやヘルスモニタリング手法の有効性の検証など、強震観測記録には様々な活用方法が考えられます。今回の講演では、2011年東北地方太平洋沖地震で観測された強震観測記録を中心に紹介し、今日の建築物の耐震性評価に係る課題について考えてみたいと思います。
■講師:小豆畑 達哉氏
国立研究開発法人建築研究所 国際地震工学センター センター長
開催日時:2022年3月17日(木)15:00~16:30(ご講演70分、質疑応答20分)
■開催場所:Zoom配信
(参加申込いただいた方に、URLを配信いたします)
■参加費:会員…無料 非会員…無料
■申し込み方法:下記項目をご記載の上、メールにてお申し込み下さい。
件名:講演会「強震観測に基づく建築物の地震時挙動の分析」
本文:社名、部署名、氏名、TEL、E-mailをご記載ください。
送信先:plaza001@conso.jp
参加申込みをいただいた方には、ZoomのURLを送信いたします。
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