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CONSOニュース詳細
  研究会「次世代鉄筋コンクリート造(Next RC)の開発に向けた研究会 ~フェーズⅡ CO2削減×高耐久化とRC造の要求性能の検討~」参加募集のご案内
内容

■提案会員:(国研)建築研究所

■趣旨・概要:
過去2年間において,次世代鉄筋コンクリート造(Next RC)の開発に向けた研究会~必要とされる耐久性等関係規定とその実現方法に関する検討~(フェーズⅠにあたる)を実施した。
 第1回では,2018年度に実施したコラボレーション・ミーティングの内容,建築研究所における取組みについて紹介し,本研究会の方向性について議論を行った。第2回では,各委員へのアンケート結果をもとに,Next RCに求める内容について議論を行った。また,Next RCに関するイメージと目標の設定について検討を行った。第3回では,建築研究所で実施した令和2年度の検討について報告し,議論を行った。第4回では,これまでの議論を踏まえ,具体的な課題の抽出と今後の取組について議論を行った。
 フェーズⅡ(CO2削減×高耐久化とRC造の要求性能の検討)では,これまでの議論を踏まえ,新築・既存RC造を対象とし,CO2削減×高耐久化を実現するRC造の構造および耐久設計の考え方,RC造に要求される性能と仕様ならびにそれらの実現方法について検討を行う。

■想定される成果:
本研究会の成果として,以下の成果が想定される。
・CO2削減×高耐久化を実現するための構造および耐久設計の考え方
・RC造に要求される性能と仕様ならびにそれらの実現方法
・上記に関する技術情報の収集・整理,課題解決に必要となる具体的研究内容の提示(あるいは実施)

■参加条件:
正会員、準会員、学術会員(前研究会(フェーズⅠ)への参加者+α)

■関連する業種:
設計事務所,ゼネコン,ハウスメーカー,指定確認審査機関,コンサルタント等

■研究会期間:
研究会開始から1年間

■予算:
建築研究開発コンソーシアム研究会支援費による。

■研究会構成:
委員長:建築研究所 鹿毛忠継
幹事:建築研究所 松沢晃一
学識者:建築研究所客員研究員 阿部道彦

■募集期間:
2021年8月24日~2021年9月23日

■参加者募集用紹介文:
わが国では,グリーン社会の実現のために2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにすることが宣言されました。建設分野においてもCO2吸収型コンクリートの普及を経産省が後押しするなど,グリーン社会の実現への動きが加速しています。一方で,CO2吸収や副産物を利用した環境配慮型コンクリートは耐久性確保の面で課題があるのも事実です。
 そこで本研究会では,新築・既存RC造を対象とし,「CO2削減×高耐久化」を実現するための構造および耐久性の考え方,要求される性能と仕様,それらの実現方法について検討を行います。

■備考:
前研究会(フェーズⅠ)として,同名の研究会~必要とされる耐久性等関係規定とその実現方法に関する検討~を実施した。

■参加希望、お問い合わせは、(1)会員企業名、(2)ご所属、(3)氏名、(4)連絡先(TEL、FAX、e-mail)、(5)(参加希望の方は、)研究会への期待や貢献を、下記までお知らせください。


連絡先建築研究開発コンソーシアム 事務局 担当:赤嶺
電話 03-6219-7127 e-mail kenkyu@conso.jp
 ニュース公開日2021/08/24
発信者コンソーシアム事務局