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CONSOニュース詳細
  研究会「CLTを使った新しい木造住宅用構造システムの開発」参加者募集のご案内
内容■提案会員名:古田智基(西日本工業大学・学術会員)

■趣旨・概要:新しい木質材料であるCLT(直交集成板)は、木造建築物の大型化、また、国内の林産資源の有効活用のために、積極的な利用が期待されている。しかしながら、CLTを壁や床に用いるCLTパネル工法は告示化されているものの、未だ施工実績が少なく、国内の林業が活性化するほどのCLTの使用量は見込めていない。一方、在来軸組構法の小規模戸建住宅は、年間40万棟以上建設されており、床などの水平構面にCLTを用いることができると、CLTの大幅な需要増が見込まれることになり、さらに、完全な剛床になることから、耐震性の向上、より自由度の高いプランの実現、遮音性能の向上などのメリットも得られると考えられる。
ここで提案する「在来軸組CLTフラットスラブ構法」は、CLTを梁組の上に敷いて厚物合板の代わりにするのではなく、梁組とその上に張る合板をCLTに置き換えるものであり、設計や施工の簡略化、合理化により、構造躯体をコストダウンできる可能性がある。
この構法の仕様規定を策定し、4号建築物と同等の手続きで建設できるようにするため、以下のような検討を行う。(1) モデル住宅を設定し、内外装材、開口部まわり、防水、断熱、給排水などの観点から問題点を抽出し、その解決策を検討する。(2) CLT床板と接合部の構造実験および設計用の剛性と許容耐力を設定する。(3) CLT床板の分割方法、柱の配置、利用できるCLTの種類とスパンの制限、床板どうしの接合方法などといった仕様規定を提案する。(4) 静的増分解析や地震応答解析によって、モデル住宅の構造安定性を検証する。

■想定される成果:本研究会では、「在来軸組フラットスラブ構法」を4号建築物と同等の手続きで建設できるようにするための仕様規定を提案し、共同研究プロジェクトでは、モデル住宅を建設することを目標とする。

■参加条件:正会員、準会員、学術会員

■関連する業種:住宅メーカー、木質材料メーカー、設計事務所、接合金物メーカーなど

■募集期間: 2021年 4月15日~7月14日

■研究会期間:1年間
連絡先建築研究開発コンソーシアム 事務局 担当:赤嶺
      電話 03-6219-7127 e-mail kenkyu@conso.jp
 ニュース公開日2021/04/14
発信者コンソーシアム事務局