■ 研究開発No |
20080001 |
■ 研究開発テーマ |
ひび割れ抑制と剥落安全性を保有するモルタル外壁の開発
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■ 提案会員名 |
タケモル工業株式会社(正会員),株式会社日総(正会員) |
■ 応募条件 |
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■ 応募期限 |
~10/16(木) (説明会から2週間後) |
■ 説明会 |
10/2(木)14:00~ トリトンスクエアZ棟 4Fフォーラム |
■ 趣旨・概要 |
住宅におけるモルタル外壁は、建物を保護する重要な部位であるが、主に美観上のひび割れなどが論じられてきた。
剛体のモルタル外壁は、柔の木造軸組みに多種多様なラスやステープルで留め付けられている。
モルタル外壁は、大規模地震が発生するたびに大きなひび割れや剥落が繰り返され、下地がむき出しになれば火災による焼失や人命、建物耐力にも大きく影響してくる。
本共同研究は新築建物を対象に、①緩衝材の開発により、躯体および下地材等と剛体のモルタルとの異なるムーブメントを吸収してひび割れを抑制、②メッシュ筋や高ヤング係数を持つネットでモルタルを補強③モルタルを躯体に定着する高靭性ビスと座金により応力を躯体に伝達④ポリマーセメントモルタルによる中性化抑制とモルタル物性の向上⑤モルタル外壁を耐力要素壁として検討するなど、外壁全体の変形を抑制しながら建物耐力を向上させる方向で新たなモルタル外壁を研究開発する。
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■ 想定される成果 |
・実験、既往の実験データに基づく各種検証と分析
・シミュレーション技術を活用した事前予測と検証・確認実験
・小さな変形ではひび割れが発生しないモルタル外壁の開発
・大地震でもモルタルが落下しないモルタル外壁の開発
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■ 関連する業種 |
学識経験者、研究機関、試験機関、住宅メーカー、素材メーカー、
工法開発会社
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■ 共研期間 |
2008年10月~2011年3月 |
■ 予算 |
委員会運営費として10万円(税別)/企業・年 実験費用等は別途打ち合わせによる |
■ 国などの予算 |
公的資金の活用予定 |
■ 研究主体・体制 |
委員会形式で実施
主査は大久保孝昭教授(広島大学)を予定
幹事 タケモル工業㈱、(株)日総など
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■ 備考 |
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