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※応募は、本コンソーシアム会員の方のみとさせていただいております。入会に関するお問合せ先はコンソーシアム事務局まで。
■ 研究開発No 20040012
■ 研究開発テーマ 鉄骨コンクリート構造システムに関する研究開発
■ 提案会員名 倉本 洋
■ 応募条件 原則として「ストック型社会に対応した新しい建築合成構造システムの開発」に関する研究会参加者に限定。
■ 応募期限 平成16年3月22日~3月31日
■ 説明会 なし
■ 趣旨・概要 本研究は、繊維補強コンクリート(以下、FRC)を用いた鉄骨コンクリート(Concrete Encased Steel:以下、CES)合成構造システムの開発とその実用化を目的としたものである。本研究では、FRCを用いたCES合成構造システムの具体的な建築モデルとして(超)高層建築物および大スパン建築物等の大断面鉄骨を内蔵した大規模建築物と、中低層の個人住宅および集合住宅等を対象とした軽量鉄骨を内蔵した中小規模建築物の2種類を設定し、以下に示すような研究目的に基づいて実施する。
(1) 施工の合理化を考慮したCES構造の提案
既往の研究ではFRCを用いることによってCES柱の構造性能が飛躍的に改善されることを示したが、本研究ではさらに、施工の合理化を考慮して、型枠兼用のFRCパネルを外郭材とし、中空部分に普通コンクリートを打設したCES柱、梁部材の開発、およびFRCを用いたプレキャストCES柱、梁部材の開発を目的とした構造実験を実施し、その構造性能を把握する(平成17年度)。
(2) CES柱梁接合部の構造性能評価
CES柱梁接合部の構造実験を実施し、破壊性状、せん断耐力および応力伝達メカニズム等を把握する共に構造性能評価法を検討する(平成17年度~18年度)。
(3) CES架構の構造性能評価
CES架構の構造性能を把握するための実験を実施する。さらに、柱、梁部材および柱梁接合部の実験に基づいて構築した復元力特性モデルを適用して、当該架構の荷重変形解析を実施し、モデル化の妥当性を検討する(平成18年度~19年度)。
(4) CES構造システムの耐震性能評価法の策定
限界耐力計算によるCES構造システムの耐震性能評価法の枠組みを検討すると共に、実験結果に基づいて部材および架構の等価粘性減衰定数、復元力特性および限界値等の評価法を提案する(平成18年度~19年度)。
■ 想定される成果 1) 最終報告書
 ・CES建築物の耐震性能評価ガイドライン(限界耐力計算ベース)
 ・大規模建築物の耐震性能評価例
 ・中小規模建築物の耐震性能評価例
2) 大規模建築物、中小規模建築物のそれぞれに対する公的評価機関による認定(性能証明、任意認定)の取得(最終目標)。
■ 関連する業種 大学、研究機関、設計事務所、ゼネコン、鉄鋼・セメントメーカー、他
■ 共研期間 2005年4月~2008年3月(3年間)
■ 予算 初年度は、参加企業50万円/年・社、豊橋技術科学大学500万円/年とする。次年度以降は具体的な開発内容に応じて参加者で決定する。
■ 国などの予算 未定
■ 研究主体・体制 豊橋技術科学大学
■ 備考






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