■ 研究開発No |
20040001 |
■ 研究開発テーマ |
高齢社会における住宅・建築の暮らしの安心・安全性
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■ 提案会員名 |
(独)建築研究所 |
■ 応募条件 |
※ 参加応募は、「動的建築設計資料データベース研究会」参加者に限る。 |
■ 応募期限 |
2004/6/21 ~ 2004/7/2 |
■ 説明会 |
なし |
■ 趣旨・概要 |
我が国の人口の高齢化は急速で、2015年には65歳以上が全体の25%を超える。特別な対応をせずとも高齢期に長い期間使えるよう住宅・建築を整備する必要があるが、その実現には対象となる利用者を明確に把握した上で、住宅や建築の寸法決定や設計に反映させる必要がある。これは、バリアフリー・ユニバーサルデザインに通じる重要なテーマである。また人口動態統計(平成12年)の建築に関わる死亡事故を見ると年間約8500人を越え、その8割は転倒・転落や挟まりといった日常災害である。高齢社会において、建築利用者に視点を置いた新たな設計基準とその体系の整理(動的建築設計資料データベースの構築)、安心・安全という観点から見た住宅・建築デザインに関する計画技術の研究及び高齢社会対応型改修技術等の建築部品の開発提案を行うことは、暮らしの安心・安全に対して不可欠である。 |
■ 想定される成果 |
(1)多様な利用者像を対象とした住宅・建築の設計資料データベースの構築
(2)安心・安全という観点から見た住宅・建築デザインに関する設計基準の体系化
(3)高齢社会対応型改修技術等の建築部品の開発提案
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■ 関連する業種 |
ハウスメーカー、設備機器メーカー 等 |
■ 共研期間 |
平成16年度~18年度を予定 |
■ 予算 |
50万円/年・社 |
■ 国などの予算 |
なし(建築研究所研究費を別途充当) |
■ 研究主体・体制 |
(独)建築研究所
参加会員および学識経験者等からなる研究会を設けて検討する。 |
■ 備考 |
建築研究開発コンソーシアム内において平成15年度に公募で設立した「動的建築設計資料データベース研究会」が発展的に解消し、共同研究となるものである。
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