■ 研究開発No |
20020004 |
■ 研究開発テーマ |
建築物の地震リスク・マネジメント手法の開発および地震危険度の高い地域の建築物の防災対策への適用
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■ 提案会員名 |
独立行政法人建築研究所 |
■ 応募条件 |
全正会員 |
■ 応募期限 |
2002/10/15まで |
■ 説明会 |
終了しました |
■ 趣旨・概要 |
建築物のユーザーに対して、その地震リスクを明示し、適切な防災対策を促すことにより、安全な建物を供給していくことが重要である。本研究では、確率・統計論を基礎に、建物の耐用期間中における地震リスクの分析手法を構築する。当手法では、対象建物近くの震源域に関する最新の地震活動情報や、地震による損失発生に関連する学問分野(地震学、地盤工学、構造工学、社会/経済学など)の知見を最大限に活用することにより、極めて高い精度でリスクを算出できる。例として、開発された手法を、地震危険度の高い地域に建つ建物の防災対策に適用する。この例題を通して、制振/免震技術などの適切な地震対策を講じることにより、その地震損失を効果的に軽減出来ることを示す。以上の研究と平行して、建物の地震リスク分析ツール(ソフトウェア)の開発も行う。 |
■ 想定される成果 |
・建築物の地震リスク分析手法・建築物の地震リスク分析ツール・地震危険度の高い地域に建つ建物の防災対策例 |
■ 関連する業種 |
建設、設計・開発、ハウスメーカー、リスク・コンサルタント、ソフトウェア、地質調査、制振/免震デバイス・メーカー、不動産、金融、証券、保険 |
■ 共研期間 |
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■ 予算 |
50万円/年/機関(2年間で100万/機関) |
■ 国などの予算 |
未定 |
■ 研究主体・体制 |
独立行政法人建築研究所 他 |
■ 備考 |
・ その他、共同研究参加機関のニーズに応じて、各方面への応用に関する研究も積極的に行う予定である。 |