建築研究開発コンソーシアム20周年記念誌
93/132

2020年2月 第17回2次審査会書面による1次審査で選定したテーマについてプレゼンによる2次審査を実施2022年2月 第19回 2次審査会コロナ渦においてはオンラインにて審査会を実施2020年2月 第17回表彰式2次審査による最優秀賞はじめ各賞の表彰を実施(出所)厚生労働省「平成23年人口動態統計」CBRD 20th Anniversary 87アイデアコンペ 作品事例-1‌2013年度‌最優秀賞‌ 子どもの安全配慮に関する研究建築・住宅技術アイデアコンペ 審査および表彰積水ハウス(株) 藤井 瑛美  子どもの事故死は残念ながら長年減っておらず、重篤な事故を防ぐために建築物・住宅には様々な配慮が求められる。しかしながら、事故対策が十分にされていない建築物も多く、対策が必要な箇所の整理が必要である。事故防止のための配慮には、プランの工夫により子どもの危険を回避する、安全対策のされた部材・設備を使う、既存の部材・設備に安全対策を施す、など様々な手法がある。また対策がされていても、例えば、計画時には対策がされておらず、あとから付け足しているため見栄えがよくない、チャイルドロックなどの機能はあるが実際には使用されていないなどの問題点があると考えられる。 そこで、対策必要箇所の整理、対策の手法、問題点をまとめ、意匠、使い勝手など様々な点で有効な子どもの安全対策の手法の検討をおこなう。子どもの死因順位(平成23年)子どもの安全に配慮された部材例

元のページ  ../index.html#93

このブックを見る