建築研究開発コンソーシアム20周年記念誌
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82 CBRD 20th Anniversary研究企画ミーティング 事例-12014年度 研究企画ミーティング 環境分野・第3回 2014/8/27  参加者:8名「既存技術に係る建築側対策で約3割のCO2排出量を削減してゆくための現実的手法及び戦略の検討」 研究企画ミーティング(旧コラボレーション・ミーティング)の環境分野・第3回がフォーラム室で開催されました。今回は(独)建築研究所環境研究グループ、桑沢保夫上席研究員による「LCCM‌住宅デモンストレーション棟における既存技術のCO2削減効果の検証」・「集合住宅内の特定の住戸における暖冷房負荷計算」及び既存技術のエネルギー効率、環境性能改善の可能性に関するアイデア、事例紹介等として、㈱大林組技術研究所、上田博嗣主任による「建築外皮の熱対策技術のご紹介」という話題提供があり、活発な質疑応答、意見交換が行なわれました。<建研からの情報提供及び質疑・意見交換>・LCCM‌住宅デモンストレーション棟における既存技術のCO2削減効果の検証<参加者からの話題提供及び意見交換>・‌‌建築外皮の熱対策技術のご紹介研究企画ミーティング 事例-22016年度 研究企画ミーティング 構造分野・第1回 2016/12/21  参加者:13名「平成28年(2016年)熊本地震から何を学ぶか」 研究企画ミーティング(旧コラボレーション・ミーティング)の構造分野・第1回が建築研究開発コンソーシアム横フォーラム室にて開催されました。奥田泰雄氏(国立研究開発法人建築研究所‌構造研究グループ長)による趣旨説明を皮切りに、五條渉氏(国立研究開発法人建築研究所‌研究総括監)より「国総研・建研の熊本地震建築物被害調査報告(速報)の概要」、向井智久氏(国立研究開発法人建築研究所‌構造研究グループ‌主任研究員)より「継続使用性の観点からみた被害状況」の2件の話題提供があり、民間からも1件の話題提供があり、13名の参加者による活発な質疑応答、意見交換が行なわれました。<建研からの話題提供及び質疑・意見交換>・現行の住宅性能表示制度とその手法・‌‌ユーザーが理解しやすい耐震性能表示に向けた課題と近年の取り組み<参加企業からの話題提供及び意見交換>・地震動指標と地震時応答変位の関係・接着系あと施工アンカーのせん断強度の性能規定化・‌‌システム性能を考慮した産業施設諸機能の耐震性評価研究委員会・大地震に遭遇しても継続使用が出来る地盤と建物・工場建屋の構造の違いによる地震被害状況

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