建築研究開発コンソーシアム20周年記念誌
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CBRD 20th Anniversary 67若手技術者交流会 事例-72020年度 若手技術者交流会 第1回 2020/11/6 若手技術者交流会が開催されました。今年度の参加者は16名です。例年通り第1回は建築コンソ講演室に集まり、ガイダンスと自己紹介を行いました。例年とは異なり、今年度は新型コロナウィルス感染症の影響により懇親会は中止になり、濃厚接触とならない形式へ変更して行いました。ガイダンスでは、田端交流推進委員会委員長から若手技術者交流会の説明と、若手技術者交流小委員会鈴木委員から本交流会のやり方が説明されました。今年度のグループ討議は即興ディベートを予定しています。ディベートは日本では普及しておらず、参加者全員が未体験です。そのため、参加者は真剣に説明を聞いておりました。若手技術者交流会 事例-82021年度 若手技術者交流会 第3回 2021/12/9、10 若手技術者交流会第3回を関西にて2日間のプログラムで実施しました。1日目は積水ハウス(株)様の納得工房を、2日目は大阪ガス様のハグミュージアムと日本建築総合試験所様を見学させていただきました。参加者は両日とも11人でした。 納得工房では妊婦や高齢者の疑似体験をさせてもらい、ハグミュージアムでは「未来の浴室とキッチン」を見せていただきました。日本建築総合試験所では水平試験体の熱貫流率を測定する試験室に入れていただきました。1日目は、会議室でグループ討議(即興ディベート)を行いました。若手技術者交流会 事例-92021年度 若手技術者交流会 第4回 2022/5/13 若手技術者交流会第4回を国立研究法人建築研究所にて実施しました。強度試験棟、実大構造物実験棟、風雨実験棟、建築音響実験棟など、稀有な施設を見学させていただきました。実大構造実験棟には、約40年前に作られた国内最大級の巨大な反力壁があり、この反力壁の裏面には、新たな反力壁と組わせることでL型の反力壁にできるとのことでした。見学後には「定年は65歳まで延長すべきである、是か非か。」をテーマに、即興ディベートを行いました。このテーマは交流会参加者が当日、3案から1つを選びましたが、論点がずれることなく、甲乙つけがたい接戦の討論が行われました。

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