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CONSOニュース詳細
  研究会「建築内装用サンドイッチパネルの中規模火災試験方法: JIS A1320 に基づく評価基準案の再検討のための研究会」 参加者募集のご案内
内容

■提案会員名
野口 貴文(東京大学)

■趣旨・概要:
・前年度の建築内装用サンドイッチパネルの中規模火災試験方法研究会を組み直して、下記に掲げる作業を実施し、JIS A 1320 の試験結果に基づく評価基準(暫定)の作成を目指す。
1)国内の SWP 製品を試験体として、欧州で一般的に内装材料の評価に使用されている EN13823(SBI 試験)を実施して、欧州における評価クラスの結果を確認する。
2)ISO13784-1(SWP を対象とした自立型ルーム試験)が確立された大元の規格であるISO9705-1(内装材全般を対象としたルーム試験)では、加熱強度を緩和した代替バーナーが正式に認められているので、それを参考にして、JIS A 1320 においても、発熱速度を再検討した代替バーナーによる試験を実施する。
3)上記の火災試験結果、及び、既往の研究会の火災結果等を基にして、JIS A1320に基づく新たな評価基準を作成・提案する。

■想定される成果:
・本件はコンソと建築研究所との「共同研究」という形をとり、JIS A1320 に基づく 具体的な評価基準を、EN13823(SBI 試験)の結果も参考にしつつ、新たに提示する。
・それらの結果は、当該研究会終了後に、JIS A1320 の改正委員会を構成して、JIS 規格或いは解説において、当該研究会の活動内容と共に、評価基準案を提案する。
・新たな評価基準を含めた改正 JIS が発行される事によって、今後の建築用断熱SWP工法の開発において、防火安全上の目安として幅広い活用が期待される。 また火災安全性の高いSWPシステムの更なる開発・流通が期待される。

■参加条件:正会員、準会員、学術会員

■関連する業種:建築設計業、建築工事業、ハウジング業、建築内装材料製造業など。

■研究会期間:1年間

■研究会構成(予定)::委員長:野口貴文(東京大学)、副委員長:小林恭一(東京理科大学)、 幹 事:安藤達夫(東京大学)、
建築研究所、国土政策総合研究所、国内火災関係試験研究・試験機関など
総合建設会社、ハウジング会社、建築設計事務所、建築工務店、建築用断熱パネル製造会社及び各種建築材料製造業者など。

■募集期間:2019年 4月16日~2019年 5月27日

■参加希望、お問い合わせは、(1)会員企業名、(2)ご所属、(3)氏名、(4)連絡先(TEL、FAX、e-mail)、(5)(参加希望の方は、)研究会への期待や貢献を、下記までお知らせください。


連絡先建築研究開発コンソーシアム 事務局 担当:渡邊
電話 03-6219-7127 e-mail kenkyu@conso.jp
 ニュース公開日2019/04/15
発信者コンソーシアム事務局