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CONSOニュース詳細
  研究会「建築物の出来形等の品質管理におけるICT、BIM技術の応用」参加募集のご案内
内容

■提案者
武藤正樹(国立研究開発法人 建築研究所)

■趣旨・概要
生産性革命、働き方改革の国家目標の下、建築生産分野においても、生産性向上が強く求められている。このような背景の下、日建連における「施工BIM」の推進や、官庁営繕工事においても、i-constructionの推進に基づく施工時の、ICT,BIM技術適用の試行も始まった。このうち、施工計画については、時間軸を考慮したBIMモデル(4D-BIM)等により実務的な取り組みが進んでいる一方、「どのように作られたか」等の施工記録の取得や施工結果に関するエビデンス情報の収集・集積については、まだ開発途上であると言える。
本研究会は、建築施工における、
・工事記録、品質記録情報のデジタル化
・画像処理技術における目視計測の省力化・自動化
・BIMモデル情報と出来形の照合
等のテーマについて、技術開発や普及に係る協調領域の明確化と各社の技術開発の効果を最大化することを目的として、建築物の出来形等の品質管理におけるICT、BIM技術応用の多くの取り組みについて、技術適用の対象分野、適用する技術の特徴、得られる成果の視点で類型化することにより、成果として、開発の方向性に関するロードマップや、技術普及に必要な制度的手当について提案をするものである。

■想定される成果
本研究会の成果として、以下の成果が想定される。
 ・建築物の出来形等の品質管理におけるICT、BIM技術普及の協調領域の定義
 ・技術適用の類型化と開発の方向性(開発ステップ、ロードマップ)(案)
なお、上記の成果品が対象とする建築物は、いわゆるビル建築のみを対象とするものではなく、住宅建築(在来、工業化を問わず)にも適用されるものを考慮するものとする。

■参加条件
正会員、準会員、学術会員

■関連する業種
設計事務所、ゼネコン、ハウスメーカー、指定確認審査機関、ソフトウェアベンダ、コンサルタント等

■研究会期間
1年間(必要に応じ、3年を限度に延長)

■募集期間
2018年8月21日(火)~10月16日(火)

参加希望、お問い合わせは、(1)会員企業名、(2)ご所属、(3)氏名、(4)連絡先(TEL、FAX、e-mail)、(5)(参加希望の方は、)研究会への期待や貢献を、下記までお知らせください。


連絡先建築研究開発コンソーシアム 事務局 担当:松沢
電話 03-6219-7127 e-mail kenkyu@conso.jp
 ニュース公開日2018/08/21
発信者コンソーシアム事務局