■提案者:
株式会社 竹中工務店
■趣旨・概要:
作業負荷軽減のために作業員装着型パワーアシストやパワーローダーなどが多く研究開発され、その効果が期待されている。しかし、それらの一部が建築現場でも試行されてはいるが、普及・展開がなかなか進んでいない。主な原因はこれら開発がシーズ先行となっており、現場のニーズに必ずしも合致していないからではないかと思われる。今回はこれらの技術を現場のニーズに合致するよう、タイプ別に分類し、その用途、目的を明確にするとともに、現場適用に必要な技術的な課題や安全性確保のための方策などを開発者とユーザーの双方で議論し、共通基盤として確立することで、開発と現場適用のさらなる促進を図る。
■想定される成果:
・建築業界で活用できる技術とするための整理と分類を行い、タイプ別に想定される業種や作業を明確にし、導入、普及展開の際に障壁となりうる技術的課題、安全対策の提言をまとめる。
・将来の法規制策定時などに上記提言を生かせるようにする。
・業界としてまとまって活動することで、助成事業を獲得しやすくする。
・建築分野での市場の大きさを示し、メーカー間の競争を促し研究、開発、導入を進める。
■参加条件:
正会員、準会員、学術会員
■関連する業種:
ゼネコン、サブコン、ハウスメーカー、ロボット開発企業、建機メーカー、大学、公的研究機関
■研究会期間:
1年間
■予算:
建築研究開発コンソーシアム研究会支援費による。
■募集期間:
2017年4月7日 ~ 5月8日
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