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CONSOニュース詳細
  研究会「建築分野における3Dプリンタ-活用展開の可能性に関する研究」参加者募集
内容

■提案者:
(株)竹中工務店

■趣旨・概要:
3Dプリンタ-はコンピューテショナルデザインをはじめとする3Dデータから直接、モノを製作できる装置であり、大量生産製品よりは特殊な少量パーツの生産に適した装置である。現在は、造形物の費用対効果や技術的な制約などの問題から、プレゼ用の建築模型や治具・部品・研究用模型等の試作等に活用されるに留まっており、実際の生産分野での活用には至っていない。
本研究会は、3Dプリンタ-研究の第一人者である慶応大学 田中浩也教授を委員長に迎え、建築分野における今後の3Dプリンタ-の開発や活用のための共通基盤の構築を目指すものである。研究会では、3Dプリンタ-を活用するための情報共有を図り、その課題について会員間、有識者、国内の開発メーカーを交えた議論と検討を通じて整理し、今後の開発や活用のポイントを明確にする。
具体的な実施項目の概要は以下の通りである。
・建築分野に活用可能な3Dプリンタ-の研究開発動向の調査
・建築分野において何が3Dプリンタ-によって生産されるものとして適しており、ニーズや活用スキームがあるか、建築・住設各分野の議論と整理。
・3Dプリンタ-でしか実現できないデザインや形態の調査、データ作成における課題やニーズの調査
・現在、国内で3Dプリンタの開発を行っているメーカーへのヒヤリング、活用に関する議論と展望の整理、ニーズ等の情報共有
※ここでの3Dプリンタ-は現在市場に出ているものではなく、建築および住宅分野で活用可能性のある機能やニーズに対応した新たな3Dプリンタをイメージしている。
【研究会の進め方】:各種調査や取り纏めは幹事を中心として実施し、参加委員からは各業種におけるニーズや課題、要望等の情報を出して頂き、取り纏めを行う。その他、研究会の具体的なプログラムや進め方については、上記実施項目を基本に参加メンバーの要望を入れて調整する予定である。

■想定される成果:
建築業界における3Dプリンタ-活用について、技術課題や活用の方向性に関する情報を共有することによって、本分野向けの3Dプリンタ-の開発や活用を加速させる。また、国内の3Dプリンタ-関連企業と建築住宅関連業界との協業により、新たな市場の創出や発展が見込まれる。

■参加条件:
正会員、準会員、学術会員

■関連する業種:
ゼネコン、住宅メーカー、設備メーカー、3Dプリンタ-開発関連企業

■研究会期間:
1年間(研究の進展により延長を検討)

■予算:
建築研究開発コンソーシアム研究会支援費による。

■研究会構成:
委員長:田中浩也教授(慶應義塾大学)

■募集期間:
2017年2月20日 ~ 3月20日


連絡先参加希望、お問い合わせは、(1)会員企業名、(2)ご所属、(3)氏名、(4)連絡先(TEL、FAX、e-mail)、(5)(参加希望の方は、)研究会への期待や貢献を、下記までお知らせください。
建築研究開発コンソーシアム 事務局 担当:三浦
電話 03-6219-7127 e-mail kenkyu@conso.jp
 ニュース公開日2017/02/20
発信者コンソーシアム事務局